大会長挨拶

来る2019年度の医療情報学連合大会を幕張メッセで11月21日から24日に開催させていただくことになり、大会長を仰せつかりました富山大学附属病院医療情報部の中川です。本大会を富山県で開催したいとの強い思いはありましたが、参加者が3000人以上であり、参加者の方々に会場や宿泊等でご不便をかける可能性があり、2014年に続いて千葉県の幕張メッセで開催させていただくことになりました。

連合大会のメインテーマは「IoT時代の医療情報の利活用」としました。既に体温、血圧、脈拍、心拍数のバイタルサインや血糖値、経皮的酸素飽和濃度等のバイタルデータなどが電子カルテに自動的に入力される仕組みが実用化され、また、病院からのデータのみならず、患家や介護施設などから送信されることやそれらの膨大なデータをAIを用いて新たな知見の創出も視野にはいっております。しかしながら、インフラ、アプリ等のシステム面、個人情報保護、情報セキュリティの制度面などまだまだ議論すべきところが多く、今回はメインテーマにしました。勿論、その他のさまざまな医療情報学の研究発表の場であることは当然であります。
また、何よりも、医療情報学を研究する人々が所属・職種を問わず、face to faceで議論を交わす、情報交換をするというところにこの連合大会の意義があると考えます。

どうか、4日間という長丁場ですが、連合大会にご参集いただき、熱い議論を闘わせ、また、多くの知己を作っていただきたいと切望しております。

2019年1月吉日

第39回医療情報学連合大会
大会長 中川 肇
(富山大学附属病院医療情報部)